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20代貯蓄額の平均を大公開! みんなはどうやって貯めている?

みなさんは、自分が周りと比べてどのくらい貯金しているか気になりますか?
しっかり貯蓄できている方か、もっと貯金を頑張らないといけないのか、気になる人が多いですよね。

しかし、普段生活していて、いきなり人に貯金額を聞くことはできません。
どうしても他の人の貯金額が気になるのならば、国が実施する統計調査などの結果を参考にしてみましょう。

そこで、20代の平均的な貯金額を調べるとともに、どのように貯金をしたら効率的に増やせるのか解説いたします。

20代の平均貯蓄額はどのくらい?

 

全国家計構造調査によりますと、20代の平均貯蓄額は単身世帯が379万円2人以上の世帯で315万円です。
また、単身世帯(40歳未満)の消費支出/月が157,537円20歳代(総世帯)の消費支出/月が168,552円という調査結果となっています。
この数字を見ても分かるように、2人以上の世帯の方は貯金額が合計されるので収入金額は多くなりそうです。

しかし、2人以上の世帯では住居費用が増える傾向にあることや、子どものいる世帯になると衣食住に掛かる支出以外にも学費や娯楽費が増えるので、単身者より出費は多くなります。

また、貯蓄額が高額な一部の世帯に引っ張られて平均額は上がっています。
実際には200万円前後の人が一番多く、貯蓄が0の人も約4割程度います。

20代貯蓄額 単身世帯平均 2人以上の世帯平均
約379万円 約315万円
消費支出(月平均) 単身世帯平均(40歳未満) 総世帯平均(20歳代)
約15.8万円 約16.8万円

参考資料:
【知るぽると:金融広報中央委員会】家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成19年以降)
【総務省統計局】2019年全国家計構造調査 所得に関する結果 及び 家計資産・負債に関する結果
【総務省統計局】2019年全国家計構造調査 家計収支に関する結果

「収入が多かったら、たくさん貯蓄できるのに」と、貯蓄できない理由を収入のせいにしているとしたら、それは間違いです。

収入が多くなれば貯蓄額は大きくなりそうですが、収入が増えると税金も増えます。
また、支出の質を上げる人も多いです。今まで年2回旅行していたのを、年4回旅行するようになるケースです。

今回ご紹介した平均貯蓄額は、ご自身の貯蓄と比較していかがでしたでしょうか。

「平均より多いから安心」「平均より少ないからダメ」というわけではありません。
平均を知ったら、今度は「何のために貯蓄したいのか」を考えてみましょう。

20代は、収入も支出もまだまだこれからが本番です。
貯蓄の目的をはっきりしておけば、お金を貯めるモチベーションも上がります。

 

20代の貯蓄理由は何か?

 

20代の貯蓄理由で多いのは、新生活・結婚・出産です。

 

新生活

 

新生活は、社会人になり、一人暮らしをするケースです。
敷金礼金や引っ越し費用・家具家電購入、とまとまったお金が動くタイミングです。

私はこれまでに2回引越しをしておりますが、およそ家賃の5~6倍は初期費用で掛かると考えておかなければならないと考えます。

内訳は大体以下の通りです。

新居の入居費用

①家賃前払い
②仲介手数料(不動産の紹介手数料)
③保証会社費用(家賃額相当)
④敷金礼金(ある場合とない場合がある)
⑤その他(町内会費、火災保険)

この他にも、2年に一度更新料が発生し、不動産会社に家賃1か月分を支払う方も少なくありません。
2年に一度ですので、継続して住み続けようと考えている方の場合は1か月の家賃の24分の1の額が毎月支払う家賃として考えておくことで来るべき時の急な出費が抑えられるでしょう。

 

結婚

 

結婚は、結婚式・新婚旅行・引っ越しなど、夫婦二人分のお金がかかってきます。
結婚式を挙げる場合は、規模にもよりますがまとまった金額が必要になります。事前に貯蓄しておかないと、せっかくの幸せなイベントも楽しめません。
結婚式に招待される場合も同様です。ご祝儀に出すお金に困らないように、予め用意しておきたいですね。

 

出産

 

出産にも貯蓄で備えておく必要があります。
お子様への出費が増えるのは、もちろんですが、出産を機に奥様が退職したり、育児休暇に入って、収入が減るケースもあります。

貯蓄には、人それぞれ、色々な目的があります。なんとなくで貯蓄していると、誘惑には勝てません。
まずは、「自分は何のために貯蓄をするのか」をしっかりと意識することから始めましょう。

 

20代でも着実に貯蓄をする方法は?

 

「20代でも貯蓄が必要なことは分かったけれど、実際にどのようにしたらよいのか、分からない」という方も多いですよね。
着実に貯蓄するポイントは、「貯蓄金額を先に分けておくこと」です。

多くの人は、「収入から出費をして、残った分を貯蓄に回そう」と考えています。
しかし、出費が多くて目標額を貯蓄できないまま次の給料日がやってきてしまい、貯蓄できないケースが多いです。
これでは、いつまでたっても、貯蓄額は増えません。

では、どうしたらよいのでしょうか。

それは、先に自分が貯蓄したい金額を別の所に移してしまい、残った資金で生活することです。
会社の財形貯蓄制度や銀行の積立定期預金を使って、給与が入ってくると同時に貯蓄額を別の口座に移します。

意識して残せば同じじゃないの?と思った方は危ないです。
ところがどっこい!人がお金があると考えることで意識的にも無意識的にも気持ちが大きくなり、消費をする傾向があります。
それは自分だけではなく、多くの人に当てはまる面倒な特性でもあります。

そうした性質が後々出てしまいそうだから、今のうちに目に見えない口座にお金を分けておくという仕組みを作るだけで、みるみるお金がたまります。
残った金額はもちろん減りますが、これまた面白くなんとかそれでやりくりするのも人の特性です。
もともと面倒臭がりな傾向にある人は、お金がないから積み立てている口座を解約手続きして増やそうとすること自体も面倒なのです、笑

一度仕組みを作ってしまえば自動的に確実に貯蓄をすることができます。

 

20代の貯蓄金額目標はいくらにしたらいいか?

 

目標金額が決められない、という方は収入の1~2割を目標にしてみましょう。
実家で暮らしている場合は、4~5割です。

一人暮らしの場合、手取りが20万円なら2~4万円を目標にしてみましょう。
毎月3万円貯蓄すれば、1年間で36万円、3年間で108万円貯めることができます。

私自身も、積み立てで貯蓄をしています。
最初は、「わずかな金額だな」「すぐになくなってしまいそうだな」と思っていました。
しかし、続けていくうちにまとまった金額になってくると、とても嬉しいものです。
自動的に給与から引かれて貯蓄しているので管理方法が楽ですし、残りの金額を心おきなく使えています。

目標金額を決める際、今までほとんど貯蓄ができていなかった人がむやみに高い金額(100万円など)を設定するのはおすすめできません。
理由は、目標額が大きすぎて挫折してしまうからです。

着実に達成できる、10万円などの低い目標にしましょう。
一度自分が立てた貯蓄目標を達成できれば、それが自信になり次の貯蓄へのモチベーションにつながります。

やみくもに貯蓄額を増やしても、長続きはしません。
「10万円たまったら、旅行に行こう」など、貯めた資金で何をするのか明確にしている人ほど、順調に貯蓄ができます。

 

貯蓄の預け先は?

 

貯蓄額がある程度たまってくると、気になるのが利息です。
今、日本の銀行の金利はほぼつきません。
苦労して貯めたお金は、少しでも有利な方法で置いておきたいです。
そこでおすすめしたいのが、ネット銀行です。

ネット銀行の方が、実際に店舗がある銀行よりも、金利が高いケースが多いです。
また、ボーナス時期には、特別に高い金利で預けられるキャンペーンをしているネット銀行もあります。

少しリスクをとっても良いという人は、投資信託などの資産運用を始めてみるのもひとつです。

資産運用と聞くと、「難しそう」「わからない」「怖い」と感じる人もいますよね。
しかし、日本の年金制度も資産運用して、将来、国民に配る年金を増やしています。
銀行に預けているだけでは、お金を増やすことはできないのです。

元本保証ではないので、すぐに使う予定のない資金で運用します。
最近は、1000円といった少額からでも、始められる資産運用も増えています。
資産運用は、長く運用すればするほど、損失が出にくくなる、と考えられています。

興味のある人は20代のうちから始めてみましょう。

 

固定費をチェックして貯蓄しよう

 

固定費の支出をチェックすることで、無駄な出費を減らすことができます。

固定費一覧
  • 家賃
  • 水道光熱費(水道・電気・ガス)
  • 通信費(携帯電話代)
  • 保険料
  • 習い事など定期支払しているもの
  • 車関係費(駐車場代・税金・ガソリン)

実際に使っていないサービスに支出していないか、しっかりチェックしてみましょう。

 

交際費の考え方

 

20代は、交友関係が広くなり、交際費が増える時期です。

気の進まない付き合いは、しっかり断りましょう。
正直に「今はお金が厳しいから」と伝えるのも、ひとつの手段です。

結婚をする人も出てくる年代ですので、結婚式に呼ばれることも多くなります。
結婚式のご祝儀は貯蓄から出すのではなく、毎月の支出として見込んでおきましょう。

結婚式はいつ招待されるかわかりませんが、ご自身の交友関係を想像してみてください。
20代30代で結婚する人が多くいることを考えると、大体の数ではありますが結婚式に参加する数がわかってきませんか?
1年に1回だけ結婚式に参加するとした場合でも、固定費として計算できます。
結婚式のご祝儀袋に包む額は3万円という方が多いですから、1年の12か月で割ると毎月2,500円は支出していることになります。
地元から離れ遠くの地で仕事をしている方は帰省する際の交通費も加味する必要があります。

その月ごとに結婚式に参列しなかったら、来月にお金を繰り越していけばいいのです。
こうしておけば、突然の親愛なる友人の結婚式へ向けた出費に慌てる必要がありません。

 

20代は、これからのマネープランを考えるチャンス

 

20代は、最も貯蓄しやすく、最も浪費しやすい時期です。
家族がまだいない場合は、自分の収入は全て自分のために使えます。

まとまったお給料をもらった時に将来のことを考えてしっかり貯蓄できる人は、30代40代と給与額が上がった時にも同じように貯蓄の習慣が身についています。
しかし、20代で浪費を覚えてしまった人は給与額が増えても浪費の金額が増えるばかりで、貯蓄に回すことは難しいのです。

「人生100年時代」と言われるなかで、自分自身の将来のために若いうちから貯蓄をすることが非常に大切です。

 

まとめ

 

この記事では、20代の貯蓄額についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?今回は次の事をお伝えしました。

  • 20代の平均貯蓄額は、単身者379万・二人以上世帯315万円
  • 一番人数が多い貯蓄額は200万円前後
  • 貯蓄が0円の人も4割くらいいる
  • 20代の貯蓄理由は「新生活・結婚・出産」
  • 着実に貯蓄するためには、収入から貯蓄を引いた金額で生活
  • 収入が入ると同時に貯蓄をする仕組みを作る(財形貯蓄・積立預金)
  • はじめから貯蓄目標の金額を高く設定するのはやめる
  • ネット銀行や資産運用を利用してより有利に貯蓄する
  • 固定費をチェックして支出を減らす
  • 交際費は、本当に行きたいイベントかしっかり考える

20代は、最も貯蓄しやすく最も浪費しやすい時期です。
今後の人生で貯蓄体質になれるかどうかが決まる大事な時期ですので、しっかりとマネープランを立てて将来への準備を始めましょう。

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