こんにちは。
COMEです。
今回は、かつての私にとっても耳が痛かった話をしたいと思います!
ローンとは言わば、いま自分の手元にあるお金からは払えないけれど、
先にある価値を手に入れたい場合に、お金を持っている機関や人から借りてくることです。
貸してくれた人に対しては、借りたお金に加え、貸してくれたお礼としてのお金を金利として払いますよね。
ローン契約がなぜ投資に関係するかについてはこの後述べてまいりますので、まずはローン契約のデメリットについてお伝えいたします。
かつての私自身がそうであるように車の購入でローン契約を行ったことがあります。
「絶対にローン契約してはならない!」と言いたいのではなく、
きちんとそのデメリットについて理解して過ごすのとわからないで過ごすのとでは大きな違いになりますので、抑えておきましょう!ということです。
ローン契約のリスク
車に関して言えば、もし事故を起こして廃車にしてしまうリスクがあります。
ローンの支払いが残っているにも関わらず、すぐにもう一台買わなければ生活できない環境でしたらどうでしょう。
車2台というダブルローンの可能性だってあります。
廃車にならない程度の事故でもリスクがあります。
自分の収入に見合わない高い車を購入すればするほど、ドア1枚の修理費に対する自己負担がきつく感じられます。
ローン契約時に安定的に払う金額だけを見て「これなら毎月払える!」とぎりぎりの計算をしていませんか?
今やCMでさえ高級車が月々2万円で買える!などとうたって興味をそそります。
家に関して言えば、サラリーマンとして長く生活する限り長期的な収入や貯蓄がある程度読めますから、家賃に消えるくらいならとマイホームを手に入れたいと思う人がいますよね。
それ自体を見れば悪くないことなのですが、同じ家に住み続けたいと思えるかというリスクだってあります?
趣味や志向が変化して住みたい場所が変わるかもしれません。
自分の都合だけでなく、家族の都合などの外的影響も考えられます。
良い話ではありませんが離婚の可能性だってあります。
収入が下がってローン払いが苦しくなったり、収入が上がってもっと良い家に住めたと思うけれど、かといってもう一軒買うほどの収入はないかもしれません。
美容や大きな買い物の分割払い、リボ払いといったローンもそうです。
大きな支払いが終わらない間、他のことにお金を使いにくくなりますから、
いざやりたいことが見つかってお金が必要になった際に悩んだり、妥協したり、本当だったら挑戦するような出会いにも無意識にお金のなさから理由をつけて諦めるリスクも考えられます。
ローン契約が生む拘束力とは?
結局ローンを組むということが、支払いを終えるまで必ず払わなければならないという拘束力となり、自分のライフプランが変化した場合でも支払いを変えられず悩ませるリスクがあるということなのです。
リスクを承知していた場合はリスクヘッジ(何かあった場合の対処=保険)ができますが、
無知で突き進んだ場合はカバーできずに大怪我につながります。
リスクを認識してリスクを取りに行くのか、リスクを知らないで同じ行動をとるのかではダメージを受けた時の被害の大きさ、その対処スピードに差が出ることを抑えましょう!
世の中は商品を購入してもらうために「今は金利が安い!!」などとうたって、
”今買うことであとで買うより出費が安く済みそうだ”と消費者に購入を促進させるようなセールスがたくさんあります。
そもそも買わないという選択肢があることも忘れていはいけません。
厳しい言い方をすれば、現金一括で買えないものはすべて身分不相応だということです。
どうしても買う場合は必ず何かが起きた時のことを想定してリスクヘッジしなければなりません。
私は車のローン契約時にこう思いました。
ローンが組めるというぬるま湯につかってはいけない。
ローン契約という世の中の仕組みが自分を甘えさせているのだと。
私には毎日金利が発生し、元金以上のお金を払っています。
投資家として本来は貸し手に回り、金利をもらって利益を上げるはずの私ですが、
借り手側に回ってしまっては、お金がどんどん出ていくばかりです。
いち早くお金を完済することに集中したことを覚えています。
まとめ
投資家ならばお金を非常に大事にしなければなりません。
お金を抱くほど好きになれというのではなく、お金を増やす、守る、ための具体的なノウハウを身に着けていかなければなりません。
もし専業投資家になったらその収入の不安定さから、公共機関からの借り入れ審査が厳しい場合が多いです。
そのため専業投資家はローンをあてにせず、自分で稼いだお金から現金一括で買うことを考えています。
どうしたら金利を払わずに生きていけるのか、金利をもらう側に立てるのか。
そう考えることから一人前の投資家としての成長が始まります。
ローンを組まずに生きていこうとする心構えを持つだけでも、
お金が貯まりやすくなり、自己資産が大きくなっていくでしょう。
生活の改善は自分の考え方から始まります!
ありがとうございました。
COME