株ノウハウ

【ノウハウ7】そう考えてはいけないものまで相対的に考えてしまう

こんにちは。
COMEです。

今回は、無意識にも相対的に考えてしまうことによる判断により、結果が変わってくることについてお話していきたいと思います。
本日は問題からまいりましょう!

どの購読方法がお得?

あなたは株式投資で成功を収めるために新聞を購読し、情報収集をしようと試みています。
さて、どの購読方法がお得でしょうか?

Web版による定期購読・・・・・ 3000円
紙面による定期購読 ・・・・・・5000円
紙面+Web版による定期購読 ・・5000円

アメリカで行われたこの実験の結果では、紙面だけより紙面+Web版が同じ値段のため明らかに割安に感じ、一番下のコースを選ぶ人が増えました。
Web版による定期購読・・・・・・16%
紙面による定期購読 ・・・・・・0%
紙面+Web版による定期購読 ・・84%

 

しかし、質問を変えて下記のようにすると、結果が大きく変わったのです。

どの購読方法がお得?

あなたは株式投資で成功を収めるために新聞を購読し、情報収集をしようと試みています。
さて、どの購読方法がお得でしょうか?

Web版による定期購読・・・・・ 3000円
紙面+Web版による定期購読 ・・5000円

実験結果
Web版による定期購読・・・・・・68%
紙面+Web版による定期購読 ・・32%

 

あなたの回答はいかがでしたか?
少なくともこの実験の結果から、合理的でない判断をしている人が多くいることが分かります。
実験①より②の方がWeb版を選んだ人は、果たして最初っから”紙面で読まなくてもいい、Webだけでいい。”という判断にならなかったのでしょうか?
実験①の紙面だけで5000円という指標(アンカー)を入れただけで、その紙面にWebまでついて値段が上がらないということは安いという価値を相対的に判断してしまったのです。
これは最初に示した紙面だけで5000円というアンカーに引っ張られたことによる結果のゆがみと言えます。

もともと2択にしていれば、本当に情報を得るために必要な手段は何か?という疑問のそれぞれの人にとっての合理的な答えに行きついたかもしれませんが、アンカーをつけることでこうも引っ張られてしまいます。
これを”アンカリング効果”と呼びます。
中央の円は同じ大きさであるにもかかわらず、周りのアンカーとなる情報を起点として考えてしまい、あたかも同じ大きさであると思えなくなってしまいます。

エビングハウス錯視 - Wikipedia

 

実生活でもこうしたアンカリング効果の影響は様々みられます。
あなたは1,000円で売られている商品の購入を決意したとき、歩いて5分離れたお店で500円で売られていたら安いお店で買いますか?
では次に、20,000円で売られている商品の購入を決意したとき、5分隣のお店では19,500円で売られていたら安いお店で買いますか?

どちらもあなたにとっては5分という時間を500円の値引きと比べて安いか高いかを質問している話になります。
にも関わらず、なんとなく前者では半分も安くなるならと意気込んで変更する気があっても、後者ではあまり変わらないから時間がもったいないかな、という気持ちになりませんか?

株式投資においても買った値段がアンカーとなり、損失を出す人が結構います。
株価は常に市場の売買の結果決まるため、上がっても下がってもその値段が常に正しいのです。
たとえ誰かが5000円で買ってから6000円になっても、それが5000円に比べて1000円も高いという見方はナンセンスで、「株価はいま6000円!」それだけなのです。
そこに5000円よりもとか、7500円からとか、何かの値段から考える必要はありません。
しかしながら失敗する投資家は自分の買った値段を基準を市場に勝手に持ち込みます。
そして、「自分が買った値段よりも安くなっている。今はまだ売れない。」とじっとしているうちにどんどん下がってしまい大損なんてことがあるのです。
上がると考えていた根拠を理由に売買することが重要であるのですが、買った値段を都合よく市場に持ち込むと大変な目にあいます。

こうした罠を市場に持ち込まないように、日ごろの生活から意識的に気づく努力を心がけましょう。
無意識に判断してしまう判断の効果はアンカリング効果以外にもたくさんあります。
そうした無意識の操作を受ければ受けるほど相場では負けるようにできています。

これからもそうした無意識の罠から抜け出して相場のみならず人生でも成功できるノウハウをお伝えしていけたらと思います!
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。

COME

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