ノウハウ21~30

27重要な選択を見極めるために知るべき非合理的な行動10選!

こんにちは。
COMEです。

2021年最後の記事となりました。
本日は、ここ最近でお伝えしたノウハウに関する総集編をお届けしたいと思います。
投資判断をより有効にするために、人が陥りがちな非合理的選択の落とし穴を理解することが大切です。
「人は常に合理的な行動をとる」わけではありません。
・お金を貯めようと思ったのに、遊んでしまった。
・夏までには痩せよう、体づくりしようと本気で意気込んだ春を忘れてしまう。

12月の記事の多くはそうした非合理的な選択のケースをご紹介してまいりました。
ぞれぞれの記事で深くご紹介してはおりますが、
その総まとめということで、年末でもありますのでこちらでご紹介していきます(^^
それではまいりましょう!

 

①機会費用を無視してはいけない

 

今買った商品の代金は、将来のなにかを選択しないことを意味しています。
必ず何かを選択するということは、何かを犠牲にしているという意識で行動すること。
時間やお金、人付き合いなど、様々な面で選択と犠牲が存在しています。

 

②全てのものごとが相対的な見方に陥る可能性がある

 

セール品を見ても、前の価格を意識しても割安になっているに決まっているのです。
大切なことはセールかセールでないかではなく、その商品を今手に入れることに対していくら払う必要があるのかということです。
10万円が8万円で売られていたら、もし商品を購入することで2万円得して10万円の価値を得たと考えるのではなく、ある価値を8万円で手に入れる必要が本当にあるのかを考えましょう。

 

③分類してもお金はお金

 

仕事で得たお金であれ、投資で得たお金であれ、お金はお金として価値が低くなったりしません。
投資で得たから、ギャンブルで得たからといってあぶく銭であって散在したって構わない。
逆に長い時間をかけた仕事で得たお金に限っては大切にする。
このようにお金を分類しても、1万円は1万円、20万円は20万円であることに変わりはありません。

大切なパートナーの誕生日プレゼントでケチにならずにお金を使えるという意味ではメリットになりますが、ボーナスで得たお金は散在してしまうなどデメリットにも働きます。

④出費の痛みを避けてしまう

 

1万円の支払いを現金で払う場合とクレジットカードで来月引き落とされる場合に同じ抵抗を持たなければ要注意。
先に回せれば、実感あまりないからいいやとなっていては大切なお金を正しい使い道にできない可能性があります

先ほども言いましたがお金はお金です。
自分の気持ちの持ちようで支払いの痛みが大きく変わってしまう人は気を付けましょう。

 

⑤自分を信頼し過ぎない

 

過去に行った判断や選択を利用することは、判断に要するコストを毎回かけないことでメリットにもなります。
しかし環境が変わったにも関わらず行動が変わらなければ損失を招く危険もはらんでいることを受けとめましょう。
ある程度実績のある判断を利用すること(ヒューリスティック)も有効ですが、見直し修正・改善することも欠かせません。

また信頼できるからと言いて他人の成功が自分の成功の秘訣とは限りません。
他人が選んだのだからきっと…という自分の判断がない行動の結果は反省を生みません。

 

⑥所持しているものや失うかもしれないものに執着する

 

自分の家を改築したり、リフォームした場合、他社の評価した物件価格よりも高く設定する場合が多くなります。
どの場所を、どんな目的で、どれくらいの時間をかけて、費用をかけて、リフォームしたという思い出(経験)が価値を増大させます。

またお試し期間や試供品などのプロモーションについても、お試しであることを忘れあたかも自分が使っていた商品だと勘違いするケースがあります。
そうした価値を失うこと(環境の変化)を恐れやめられない、行動が変わらないことは、
新たな可能性の道を閉ざしてしまいます。
常に何が価値あるものかを判断し続けることが重要です。

 

⑦労力を気にする

 

ピカソが素晴らしい絵をたった5分で描いたからといって、5分の時給を払うのは間違っている。
5分の間で繰り広げられる技術は、その日を迎えるにあたって積み重ねた努力と、その努力から得られた経験・技術のたまものです。
そう、目に見えない経験や知識にも価値を見出す必要があります。

そこに開かずの金庫があったとき、1時間で汗水たらして必死に空けた錠前屋と、10分でなんなくあけた錠前屋とではどちらに高いお金を払いますか?
「頑張ったからお金を払う気になれた」という人は価格の判断に対し労力を重視している傾向があります。
もちろん労力を考えなくても良いというのではありません。
そこに経験や技術を価値として感がる必要があることを忘れないでください。

 

⑧言葉や儀式の魔法を自分に有効に利用する

 

誕生日を祝う際に歌う「ハッピーバースデートゥユー」という言葉をかけることによって、その場にいる全員の良い思い出となって経験されていきます。
また普段行うルーティンの中でも、ある言葉やか習う行うこと(儀式)を通すことで同じ経験をさらに引き立てることができるようになります。
80%無脂肪のビーフは、言い換えれば20%脂肪のビーフです。
言葉の違いによって自分が受ける印象や行動が変わることを踏まえ、日々の言葉遣いや行動を見直しましょう。

 

⑨期待することで経験が変わる

 

同じ商品のバッグを手に入れるにしても、それが好きなブランドだと知って手に入れるのか知らないで手に入れるのかで、満足度が大きく異なります。
知っている場合にはブランドに対し好印象を抱いていますから、手に入れる際の経験を引き立ててくれます。
同じ経験をしているのにも関わらず、事前に頭の中をめぐっているワクワク感や信頼感などが同じ経験をより良いものにしてくれるのです。

人付き合いも食べ物も、仕事においても自分の期待と現実の両面から形成されていることを踏まえましょう。
だからこそ、同じ場で同じ経験をした人同士であっても印象や評価が変わってくることもあるのです。

 

⑩お金を重視し過ぎない

 

ある商品の購入を検討する際に何を基準にしますか?
人は評価できないものは買う気になれません。
「安い」や「優れている」などの場合に購入意欲がわいてきます。

そうした評価の際に用いりがちなのが、数字で示されているお金の価格なのです。
しかし本当に自分にとって価値があるかわかりますでしょうか。
お金以外にも重要な指標がたくさんあります。

 

まとめ

 

以上、非合理的な行動を回避する10の注意点をまとめさせていただきました。
今年はいかがでしたでしょうか。
来年度へ向けた目標は何かございますか?

当ブログとして今年最後の記事となりました。
ここまで読んでくれていた方々、大変ありがとうございました。

来年も実りある年になるよう励んでまいります!
ぜひ皆さんも頑張ってください!

どうぞよろしくお願いいたします。
良いお年を。

COME

 

 

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