株ノウハウ

【ノウハウ4】株式投資は分析できない、予測はできる

こんにちは。
COMEです。

今回は、株式投資の初心者が心得えること その③として”株式投資は分析できない、予測はできる”ということについてご説明していきます。
その②では、お金への意識を排除し、値動きを予測することを意識するとお伝えしました。
またなぜその値動きを取ったかの理由について自分なりに結論を出していくプロセスが大切ともお伝えしました。
話はここからスタートします!
ちょっと今回は難しい話もありますが、ご理解いただけると相場での向き合い方がガラッと変わりますので、頑張ってください
いきましょう!

分析と予測の違いを明確にする

ある企業が定期的な決算発表で、自分たちの会社の業績が良かったと発表したとします。
翌日の値動きを確認すると、朝から株価は上がり調子でぐんぐんと上がってその日は終わりました。
このような場面をみて、果たして株価を押し上げた要因は好決算だけでしょうか?
本当はもっと前の出来事や同じ業界の値動きなどの情報も記載すべきですが、よくこのようなことも見受けられます。
”決算が良かったから評価が高まり、株が買われた”と評する専門家の会話や、銘柄ごとに発表されている第三者機関のニュース掲載サイトなどです。
しかし、正確にはこれは間違っています。
値動きの理由を決定づけて説明することはできなく、○○ではなかろうかという憶測の域で説明することが限界です。

どういうことかというと、桶屋の話を聞いたことはありますでしょうか?

風が吹くと桶屋が儲かる

「強い風が吹くと砂ぼこりが舞い、砂が目に入って失明してしまう人が増え、失明した人は三味線を弾くようになるので、三味線に張る猫の皮が必要で猫が減り、猫が減るとネズミが増え、ネズミは桶をかじるので桶の需要が増えて桶屋が繁盛する」という意味で、何の関係もないような事が、まわりまわって相場に思いもよらない影響を与えるという格言

株式投資の世界は”複雑系”と言われているように、ある特定の日に誰がどんな影響とどの程度与えてくるかを予測することができません。
ある大口投資家がその日バカンスで何億というお金を自分が取引している銘柄に入れてこないかもしれませんし、逆に他の大口投資家がまさに買おうとしている銘柄をそのまた大口の投資家が大量に買いに来るかもしれません。
そんな一人ひとりの行動を読むことは絶対にできないのです。
アメリカの大統領や日本の総理大臣などの重要人の発言や地震や津波などの災害など、なにがいつ起きるかもわかりませんし、これらの要素は株価に影響を及します。

決算が良くて上昇した銘柄は、その銘柄を買っても良いと判断した大口投資家が複数名いたからかもしれません。
また取引が行われている間なにも大きな災害が起きなかったことや、重要人が株式市場に不安を与えるような発言を発表しなかったからかもしれません。
答えを求めようとすることは勝つために欠かせないなことなのですが、これが正解だと100%決めつけてしまうのは行き過ぎなのです。
この答えが現時点で最も妥当な予測だという程度で済ますべきなのです。
そうしたスタンスが次に話す自分の投資能力を上げていくことに繋がります。

 

トレードで勝っていても、勝っている理由は何もわからない

予測はできても分析には限界があり、値動きの明確な要因を特定することがほぼ不可能だということはご理解いただけましたでしょうか。
このことから、ご自身のトレード能力を身につける上で重要な考え方があります。
トレードをする上では、以下の4つの経験を繰り返していることを心得てください。

・自分の予測があたっていて、勝つ
・自分の予測がはずれていて、勝つ
・自分の予測があたっていて、負ける
・自分の予測がはずれていて、負ける

ここでいう予測とは、自分のこれまでの経験から身についた、○○の状況では○○とするというルールのようなものです。
”5分以内に300円も株価が下落したら反動で戻るかもしれないから買う”などです。

一番上と下は当然の結果を経験させてくれるので問題ありません。
予測があたっていて勝つ場合は素直に喜んで、次も再現できるようにしましょう。
予測がはずれていて負けるのは反省になりますので、原因を分析しましょう。
厄介なのは真ん中の2つです。

予測がはずれていたのにも関わらず、ラッキーにも勝ってしまった経験

これは非常に悪です。
自分が間違っていたことは認めなければならないのにも関わらず、それをほめてくれているのです。
子供にそんな教育はしませんよね(^^;

上がると思っていた銘柄が大きく下がったとき、予測とはずれていることから反省しなければなりません。
いわゆる損切りといって損失を認め、確定させることです。
ところがその銘柄が再び上昇し利益が出たらどうでしょう。
「やった!損をしないで済んだ。ふぅ、次は危ない目に合わないで利益を出そう」となってしまい、次に予測と異なった値動きを示しても損を認めるという行動をせず、我慢して戻るのを待つという間違った行動を助長させてしまう結果になります。
短期的にはその銘柄で得をしたかもしれませんが、間違った考えで相場に参加しているとこれまで得た利益以上に相場にお金を引き渡すことになります。
間違った行動は長期的には損を出してしまい、生き残れないのです。

 

予測があたっていたにも関わらず、負けてしまった経験

ある程度相場での経験を積むと”AのときはB、Wのときは基本LだがRの条件ではそれは例外とする”など自分自身でパターンを見つけていくと思います。
その1つ1つの自分の技術が勝率70%だった場合、50%を超えていますから、基本的に同じ金額を掛け金としてトレードしていればいずれは資産が増えていくとします。

しかしながら70%で勝つ手法は30%で負けるということに注意しなければなりません。
100%勝つ手法はありませんから、どんな手法でさえ負ける時があります。
ですから、ある時の負けが低い確率によって負けた例外の場合であって、手法を特に変える必要がない場合なのか、今の相場では高い確率で負ける手法のため、改善する必要があるのかを見極めなければなりません。

この2つの厄介ものから言えることは、予測が外れたからその手法がだめだとは言えないのですが、勝ったからと言ってもその手法が正解だとも言えないということです。

 

常に自分で考え続ける謙虚な姿勢を持つ

ここまで説明してきたことをまとめると以下のようになります。
トレードで勝ったということは予測が当たったということ。しかし予測に至る要因は多岐に渡って存在するため、要因が多岐に渡ればこそ予測が合っていても負けることがあるし、予測が外れていたのに勝つこともある。それ故に勝ったとしても要因を正しく当てたとは言えず、予測が当たったとしか言えない。つまり株式相場で勝ち続けるためには常に分析の結果を検証し予測の精度を上げようとし続けるほかない。

ということになります。
勝ち続けるトレーダーは日々学ぶ姿勢を習慣化している人ということです。

以上です!
本日もありがとうございました。

COME

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