ノウハウ1~10

9サンクコストバイアスとは?ルールを破ってしまう習性の謎を解説!

こんにちは。
COMEです。

本日は、投資・人生どちらにおいても大切な軌道修正について日々の生活を交えてお話をしていきたいと思います。
まずはトレードにおいて負ける投資家の事例からです。
頭では理解できることでも実際の行動に移すことができない人間の習性に繋がる話になります。
ではまいりましょう!

ある時、上昇しそうな銘柄を見つけ、あなたは買い検討をしたとします。
現在の株価は1000円です。
あなたは995~1000円付近が底だと判断し、その間を最安値として上昇すると予測します。
このとき、980円には滅多なことがない限りならないと考え、
1020円、1050円の方向に向かって上昇すると予測していることがポイントとなります。
ここまでが頭の中で考えた思考過程です。

そして、実際に行動ベースで株価が1000円の時点で800株ほど保有したとしましょう。
ここからが本題です!
期待通りにならなかった事象が発生した場合、投資においても人生においても人がどのような判断を犯しがちなのかということです。
ちなみにですが、こうした人のクセとも言える事例を事前に知っておくことで、その事例を知らない場合よりより合理的な判断が下されるという実験結果も出ていますから、知っておくことはトレードで勝つためには非常に重要だということになります。

元々980円にはならないと予測していた自分がいたはずですが、実際に980円になったとしても手仕舞い(損切り)として株を売却し‐20円×800株=16,000円の損失を確定させられないのです。
それどころか、「戻ってほしい」「こんな大金を損失として認められるものか」「あぁどうしよう」と心の中で葛藤している間に株価が下がってしまい、より大きな損失があなたを襲うでしょう。
株式投資では、自分が予想していたシナリオから外れた場合、何か自分の知らない要因があるのではないかと判断し、いったん資金を回収し直してから冷静に考えることで生き残れます。
しかしながら、自分にとって都合よく考えててしまい、間違いを認めて資金を回収することができない難しさがあるのです。
こうして資金を溶かして退場してしまうトレーダーが後を絶ちません。
話は少し変わりますが、株式投資においては自分で決めたルールが重要ですが、そうしたルールを実行できる考え方も同じくらい重要です。
正しい売買ルールを見つけられれば勝てるわけではなく、それを実行するメンタルスキルも身につけなければなりません。
あなたは、「今年は頑張るぞ」と正月に意気込んだ気持ちがいつまで続いていますか?
やらなければならないことがあると頭でわかっていても、テレビ、ゲーム、昼寝など、何かをやってからがんばろう、そうしているうちに明日やろうと持ち越したことはありませんか?
自分で決めたルールを守れない習性は実生活でもいくつかありますよね!

話を戻しまして、
なぜ自分の過ちを認めることが難しいのかというと、”サンクコストバイアス”があります。
サンクコストバイアスに関する詳しい記事はこちらにも書かれています。
一言でいうと”今までに費やしたコストにとらわれて、これだけ費やしたのだから今から切り替えるのはもったいない”と考えてしまうことです。
過去へのこだわりを手放せず、今の自分を合理的に考えることができないのです。

・パートナーとの今後の将来像が昔と違って全く見えないけれど、7年もの間付き合ってきたのだから、周りも結婚を考えている段階だし、今から別れて新しい人を探す自分を考えられない。
・6000円払って買ったゲームがつまらなかったけれど、自分の中では大金をはたいたのだからもう少しやってから満足したい。

こうした事例もバイアスの1つです。
”あれだけ費やしたのだから”といってもそれは過去の選択の結果であり、変えられません。
常に今どんな選択を取るかが将来の結果を左右します。
過去からは学ぶことしかできません。
過去を反省して学ぶだけ学んだら、今どんな選択をするべきなのかを常に頭で考え続けなければなりません。

・自分の想定していた値動きを示さない場合はすぐに撤退して考え直す。また値動きが予測できる場合のみ、資金を入れて相場に関わっているだけで十分なのです。
・パートナーと費やした期間は確かにありますが、将来を描きにくい状況なら、しっかりと相談して話し合い、場合によっては別れる決断もまた新しいパートナーを見つけることに繋がり、自分の将来をよりよくする可能性も残されています。
・楽しそうだと予測して買ったゲームの6000円は、今後どんなにゲームをプレーしても1円も戻りません。重要なのは、これから過ごす自分の時間を楽しめるのかどうかになります。

いかがでしょうか。
こうした人のクセともいえる非合理的な選択は日常生活にも非常に多くみられます。
友達に「引越しの手伝いをしてくれないか?」と頼まれれば、快く「いいよ!」となるような相手でも、「引越しの手伝いを1日1000円でしてくれないか?」と金銭を絡めて頼まれるだけで、いっそのこと無料にするか、せっかく貰うなら3000円くらい貰いたい気持ちになりませんか…?
0円では気持ちよく選択できた行動でも、1000円に増えただけで実際には儲かるにも関わらず気持ちよく選択しづらくなる行動にはそう考えてしまう訳があるのです。
思考の原因を知り、自分が何気なく選択している1つ1つの意味を深く理解できるようになれれば、投資のみならず幅広いことに活用ができます!
これからもご紹介していきますので、よろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

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