こんにちは。
COMEです。
本日は、わかっちゃいるけれど、現実にはできない。
明日やろう、半年後までにはやろうとして強く意気込んでも、なかなか行動に移せない。
思い当たる節があるようなことについて、解説していきたいと思います。
投資のみならず人生においても、守らなければ前に進めないのになぜか守れない。
そうした堂々巡りから脱却し、前に進むために重要な内容となっています。
「明日こそはやらなければならないことがある!やるぞ!」と意気込んで、
翌日になってやらなかった経験は誰しもありますよね。
そのやるべきことが”重要なもの”であったのにも関わらず、やれなかったのです。
こうした例は想像にたやすいですし、実感があると思いますのでこの辺にしておきます。
満足の遅延は苦痛を伴う
「明日やろう」や「1年以内には」といった未来のやることリストに対して想像するとき、そこには今を生きている現実にはある何かが欠落しています。
その欠落のせいで、未来は明るく、そして未来がいざ現実になると苦しいのです。
あなたは何が欠落しているか、わかりますか?
実生活で考えるとその答えに納得がいくはずです。
その答えは、”感情”です。
未来の自分はあいまいではっきりしないため、今の自分と切り離して考えているのです。
目標の貯金ができています。
目標のダイエットができています。
目標の資格がとれ、次のステップに向かっています。
目標の年収に到達するまで仕事に励んでいます。
私たちは未来を生きることはなくて、常に感情が影響を及ぼす現実を生きています。
眠い、テレビが面白い、なんとなくSNSでみんなの投稿を眺める、絡む、飲みに行きたい、趣味に没頭したくなるのです。
意志力だけでは誘惑に勝てない
この絶え間ない誘惑に打ち勝つためには「○○するぞ!」と意思を持つだけでは勝てません。
それが強い意志でも勝てないのは、それ以上に誘惑が強いからなのです。
誘惑に勝つステップは以下の通りです。
①誘惑を、誘惑なのだと自覚する
→決めたことを守れなかったとき、「でもいいや」と考える人、同じ個人の中でも考える対象とそうでない対象など様々あります。まずは負けていることすら分かっていないことからわかりましょう。
②誘惑を、誘惑が起きるのだと理解する
→それがなぜ誘惑になるかは、行ってはならない行動に感情が作用しているからだと理解しましょう。
また正しい行動をした場合にはどんな未来が待ち受けていて、その結果どう思うのかといった成功した場合の感情について考えましょう。
③何度も誘惑に直面し、勝ち続ける
→誘惑に勝てるとはどういう状況でしょうか。いつも同じ強度の誘惑ではありません。
私たちの心が弱っていれば防御力が落ちているせいで過去に勝てた誘惑でも負けるかもしれません。
常に誘惑と戦い、勝ち負けを繰り返し、人生を歩むうちに勝つ回数を増やしていきましょう。
こうした「努力」を重ねることしか、誘惑に勝つ方法はありません。
一時の意思で勝てるほど容易い相手ではないのです。
自分を常に見つめることで勝てる
小売店やアプリ、ネットの課金サイト、ソーシャルメディアの広告など、ビジネスとしてお金を稼ごうとしている対象のものはすべて、お金を払わせようとする誘惑を仕掛けてきます。
しかし、悪くとらえないでほしいのです。
彼ら自身も必死にお金を稼いで生きようとしているのであって、私たちも誘惑する側に立つことだってあります。
抑えるべき点は、自分が誘惑に勝たなければならない局面で必ず勝つためには、技術が必要なのです。
誘惑に勝てなければ相手側の短期的利益になり、私たちの長期的利益にはなんら貢献しません。
誘惑はあなたの感情に訴える方法を、あなた以上に熟知し、その技に磨きをかけて仕掛けてきます。
貯蓄があるより、ない側でいる方が簡単です。
太っている方が簡単です。
外食は月に5回と決めても、10回行く方が簡単です。
行動を改めるより、正当化するほうが簡単です。
あなたが誘惑と定義するからには、それに対する正しい行動=理想があるはずです。
なぜあなたにとって理想なのかを突き詰めることで、誘惑に勝ちたくなると思います。
自分を見つめ直すことができる人が少数だからこそ、株式投資でも勝つ人も少数なのです。
投資で勝つためだけでなく、自分の人生を素晴らしいものにするために見つめ直しましょう!
本日もありがとうございました。
COME
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