世の中にお金の増やし方と言われるものはたくさんあります。
「どんな方法でお金を増やしていこうかな?」そんな風に迷うのなら、利益を生むまでの時間に着目していきましょう。
投資対象物は不動産、株を中心として様々あります。その中でも、短期で利益を生み出す対象としてあげられるのが金融資産への投資です。
当然ですが、不動産投資で1か月で利益を狙うなんて人はいませんよね?しかし、金融資産への投資ではそのやり方次第で利益を生み出すことが可能です。
この記事では、1ヶ月で利益を生むお金の増やし方について、その注意点や投資法について詳しく解説していきます。1ヶ月で利益を手にして、投資を楽しんでいきましょう!
【 目次 】
解説!お金を増やす3つの手段
「お金を増やしたい!」これはお金がなければ暮らしていけない現代社会に生きるすべての人に共通した願いだと言っても過言ではないでしょう。
「どうやったらお金を増やせるのだろう…」と思い悩んでしまいますが、実はお金を増やす手段はズバリ3つです。
収入を増やす
まず1つ目のお金を増やす手段は、収入を増やすことです。
私たちの大多数は、給料を主な収入源として生活をしています。だから、私たちは収入を増やそうと考えたとき、働く量を増やして収入を増やそうと考えるでしょう。
しかし、労働量を増やすということは、収入アップにつながったとしても危険な一面も持っています。
働く量が増えれば、私たちは身も心も疲れてしまいます。疲れがたまったせいで、これまでは自炊ができていたのに帰りに外食してしまうようなことが続くのでは、収入が増えた意味がありません。
収入を増やすことだけにとらわれすぎない方がいいでしょう。
支出を減らす
お金を増やすためには、出ていくお金を減らすことも重要です。
「収入>支出」の生活が続けば、手元に残るお金が増えていくのは当たり前のことですよね?
私たちは支出を減らすというと節約にばかり目が向きがちですが、節約には限りがあります。
節約意識がいきすぎて必要な支出まで削ってしまうと、お金が増えても心は貧しくなってしまうでしょう。
そうならないためにも、支出を減らすには節税にも着目してみてください。
私たちの暮らしにはたくさんの税金がかかっています。
たとえば給与明細を見てもわかるように、私たちの給料からは毎月多くの税金が引かれているでしょう。
これらの税金は減らすことができるものもあります。
知識さえあれば賢く税金を減らして、支出を減らしていけるのです。
支出を減らすためには、無駄な出費を少なくする適切な節約をした上で賢く節税をしていきましょう。
投資をする
お金を増やす3つ目の方法は投資をすることです。
お金を投じるということはその資金が必要となります。
先ほどお伝えした収入を増やす・支出を減らすということは、投資をするための軍資金を作るための手段です。
そして、この投資という領域で投資対象を正しく選びさえすれば、最低限の労力でお金を増やすことができます。
ですが、投資を実践している人はそれほど多くはありません。それは投資のリスクが気になってしまうからでしょう。
投資には確かに蓄えたお金がマイナスになってしまう可能性もあります。
しかし、投資の世界でいうリスクとはマイナスの意味だけではなく、プラスの意味も含んでおり、”ブレ幅の大きさ”を意味しています。
適切に対応していけばリスクは怖いものではなく、少ない労力で効率よくお金を増やしていけるものです。
1ヶ月で利益を生む投資法が向いている人とは
「投資を始めよう!」そう決意した私たちですが、どんな投資法が自分に向いているのか見極める必要があります。
この記事では1ヶ月で利益を生む投資法について解説していきますので、短期の投資法が向いている人とはどんな人かという視点で見ていきましょう。
積極的な投資をしたい
まず、1ヶ月で利益を生む投資法が向いているのは短期で大きな値動きが発生するような積極的な投資をしたいと考える人です。
この「必要なタイミング」を見極めるためには監視の目が必要です。
よって金銭面だけでなく、時間的にも投資活動に割り当てる必要があるでしょう。
お金を増やして豊かになりたい
投資の目的にはさまざまなものがありますが、短期の投資法が向いている人はお金を増やして豊かになりたいという思いを持つ人です。
投資を考えている私たちは、皆お金を増やしたいという思いは共通しているはずです。
その増やしたいお金は、どんな種類のお金なのかを考えて投資法を決定していきましょう。
リスクの高さを許容できる
1ヶ月で利益を生む投資法があるのなら、誰だってやってみたいと思うはずです。
しかし、1ヶ月で利益を生む投資法が人を選ぶのはその投資のリスクが高いからです。
何も勉強せずに、ただただ利益がほしいからと短期の投資を行い失敗した人はたくさんいます。
そういったリスクがあることをしっかりと理解した上で投資ができる人でなければ、1ヶ月で利益を生む投資はできないでしょう。
ただし、1ヶ月で利益を生む投資法はプラスのリスクも高くなっています。
プラスにもマイナスにもリスクが高いことを許容できるという人は、短期の投資法が向いているでしょう。
逆にリスクの高さが気になり、ひやひやしてしまう人は向いていません。
1ヶ月で利益を生む投資法
外貨預金
外貨預金は”預金”と言ってはいますが、海外の金利は日本の金利よりも高く、考え方次第ではお金を有効に増やす手段となるため、ここでは投資法の一種としてあげていきます。
外貨預金は私たちに身近な”預金”であるため、難しくない投資法としておすすめできるものです。
私たちは普段日本円で生活し、日本円で預金しています。
外貨預金はそれをドルやユーロなど外国の通貨にして預金をすることを言います。
株やFXのように市場を頻繁にチェックする必要がない点でも、難易度は低めであると言えるでしょう。
海外の金利の高さ
外貨預金で利益を得る仕組みは2つです。まず1つ目は海外の金利の高さを利用するもの。
たとえば2020年11月のソニー銀行の日本円1ヶ月定期預金の金利は0.010%です。
それに比べて外貨の1ヶ月定期預金は「円から始める限定金利」であれば、米ドルでは1.2%、豪ドル6.00%、NZドル6.00%、南アフリカランド30.00%と高金利となっています。
日本円で預けるのに比べて高金利で、しかもそれは1ヶ月経過すれば確実に得られる利益です。
為替レート
2つ目の利益を得る方法は、為替レートによるものです。
外貨預金は為替レートによる影響を受けます。
たとえば預入時には1ドルが100円だったとしましょう。
このとき10,000円を外貨預金すると100ドルになります。1ヶ月経過後の払戻時に1ドルが90円になっていれば9,000円、1ドルが110円なら11,000円になります。
利子をまったく無視してもこれだけの差が生まれるので、外貨預金をするときには為替レートは無視できません。
1ヶ月の外貨預金を利用し、為替レートの様子を見つつ日本円に戻すだけで、外貨預金で1ヶ月で利益を生むことができます。
FX
FXもまた外貨預金と同じく為替レートの変動を利用して利益を得るものです。
高金利の国の通貨を買えば、利息を受け取ることもできます。
では、外貨預金とFXの違いは何なのかというと、FXは少額の資金で始められるのが最大の特徴となっています。
FX取引を行うには、まずお金を担保として預け入れます。
この預けたお金を証拠金といい、FXではその何倍もの通貨を買うことができるのです。
このシステムのことをレバレッジと呼び、10万円の証拠金で100万円の取引を行うことを「レバレッジ10倍」といいます。
レバレッジが大きいほど利益も損失も大きくなっていくのがFXの特徴です。
このシステムがあるので、為替レートの1円の上下であっても私たちは大きな利益を得ることができ、短期で利益を得ることができます。
FXは24時間取引ができますし、通貨の数も限られています。
昼間しか取引ができず銘柄数がたくさんある株式と違い、夜間に取引ができるので仕事を終えてからでも取引をすることができるでしょう。
株式投資
株式投資は短期でも長期でもお金を増やせる投資法です。
企業の発行する株式を売買し、利益を得る手法の株式売買では1ヶ月で利益を生むことも可能です。
そのためには、株の銘柄選びが非常に重要となります。
株式投資は投資対象の銘柄ごとに市場と呼ばれる区分があります。
信用力の高い東証一部、利益はいまだ少ないが将来性で注目を集めるマザーズ市場など、様々な意味合いで市場区分がされています。
その中でマザーズ市場は値動きが激しい銘柄が多く集まっており、1日に30%もの株価変動が起きることが珍しくありません。
100万円投資をしたら1日で130万円になるなんてこともありますので、1か月で利益を生み出す投資対象としては申し分ないでしょう。
暗号資産
暗号資産の取引はFXとよく似ています。
暗号資産と円、または暗号資産同士の相場変動を利用して利益を生む投資法です。
平日昼間しか取引できない株式投資、土日は取引できないFXと違い、祝日や休日も24時間いつでも取引できます。
暗号資産の特徴は値動きの大きさです。
メジャーな暗号資産であるビットコインでは1日に10万円以上の値動きがあるのはよく起きることです。
1日の値動きが大きいということは、短い期間でも利益を得やすいということです。
ただし、これは損が出た場合も大きくなってしまうということ。
暗号資産の売買をするときには、比較的値動きの小さいメジャーな組み合わせをおすすめします。
バイナリーオプション
バイナリーオプションという投資法は、一定時間後に今よりも円高・円安のどちらに相場が動いているかを予想する取引です。
日本国内の業者を利用する場合、平日の日中が取引可能時間です。
業者によって仕組みは違いますが、バイナリーオプションの取引は次のように行われます。
50円から999円のチケットを購入し、円安か円高か予測する。その予想が当たれば1,000円がもらえて、はずれればチケットが没収される。
円安か円高かを予想するだけの簡単な投資法で、複雑さはなく単純明快で誰にでも行えるでしょう。
それほどじっくり投資に対する時間が取れないという人でも行える難しくない投資です。
1ヶ月で利益を生む投資法の注意点
余剰資金だけを使う
1ヶ月で利益を生もうと思うのなら、必ず注意していかなければならないことがあります。
まず当然のことですが、投資に使うのは余剰資金だけです。
生活費や貯金はしっかり残しておかなければ、投資の結果にも影響を与えかねないことを理解しておいてください。
短期投資を行うということは損失が出て、お金を失う可能性もあるということです。
そんな投資法に生活費をつぎ込んでしまえば、「この投資に生活が懸かっている」という追い込まれた心理状態になり、私たちは正常な判断ができなくなってしまうでしょう。
そういった自体を防ぐためにも、もし損失が出てしまっても生活に困ることのないようにしておきましょう。
生活費はもちろん、1年程度は暮らせるお金を貯蓄した上で、それ以外の余った資金で投資を行っていきましょう。
そうした準備が心の余裕を生み、無茶な投資をせず冷静に判断をし、利益を生めるようになっていきます。
相場が気になる!仕事や私生活に影響が出やすい
1ヶ月で利益を生む投資法の多くは、株式相場や為替レートの動きが関係してきます。
『〇〇円になったら売る』と指値で注文を入れておくこともできるので、相場をチェックせずとも利益を得ることもできます。
しかし、投資を始めた多くの人は仕事中も相場の動きが気になってしまうでしょう。
その結果、仕事に集中できずに、仕事をおろそかにしてしまうことがあります。
投資は本業あってのものであることを忘れずに、投資に夢中になり過ぎないようにしましょう。
1ヶ月で利益を生むためには、「自分の買った銘柄がどうなっているか」「損を取り戻せているか」など気になることがたくさんあるでしょう。
しかし、私たちが気にしたところで値動きが変わることはありません。
注文を入れた後は大きな気持ちで構えておき、仕事や私生活に影響が出ないようにしていきましょう。
長期投資よりも難易度は高い!勉強は必須
1ヶ月で利益を生む難しくない投資について解説してきましたが、実はこの世に簡単な投資法などありません。
投資を成功させるためには、勉強することは必須事項となります。
特に短期投資は長期投資よりも難易度は高くなっています。
長期投資はある程度将来性が見込まれているなどの情報や企業実績が後々に影響するのに対し、短期投資はその時々での需給と呼ばれる人々の思惑(=心理)が影響します。
投資期間が異なることで、このように情報や実績が武器になるか、思惑から読み取る心理を逆手にとる技術が武器になるかが変わります。
投資を失敗しない一番の近道は、投資の勉強を続けることです。
情報を適切にキャッチし分析することができれば、投資のリスクを減らすことができ利益を生んでいけるようになるでしょう。
少しの利益が出ても天才だ、こんなに増えたなどと考えず、淡々と勉強することを忘れないでくださいね。
まとめ
1ヶ月で利益を生むお金の増やし方には、当然ながらリスクがあります。
しかし、リスクは私たち自身の行動や努力によって回避できるもの。
短期間で利益を生む投資法を行うのならリスクを許容し、積極的に投資を行い生活を豊かにしていきましょう!
ただし、投資に夢中になりすぎるのはいけません。
「1ヶ月で利益を生みたい!」という積極的な私たちでも、節度のある投資を心がけていかなければなりません。
投資は余剰資金で行い、学ぶことを忘れずにいれば大きく失敗することはないでしょう。
自分に合った投資法を行い、1ヶ月で利益を手にしていきましょう。